溶接免許のサーベイランスについて

以前に溶接免許取得までの流れを、申し込み編と試験編の二部構成でお話ししました。溶接の資格を取得するべく一生懸命頑張っているどこかのどなたかのお役に立てていれば幸いです。

そして今回はちょっと番外編と言いますか、サーベイランスについてちょっとだけお話したいと思います。サーベイランスとは簡単に言うと溶接技術が衰えていないかの確認です。だからといって誰かが直接見に来るとかそういうものではございませんのでご安心ください笑 ちなみに↓これが溶接免許です。画像がすこしぼやけていますが小さいことは気にしないでください笑

溶接免許写真
これが溶接適格性証明書、略して溶接免許です!←略してない

サーベイランス手続きについて

サーベイランス、サーベイランスと言われても、一体全体何をどうすりゃいいんですかって話ですが、難しい事は一切ありません。はがきを書いて溶接適格性証明書(溶接免許)と一緒に提出するだけです。そんだけ。正確に言うと書いてもらって出すだけです。詳しくは下の写真をご覧ください。

これは実際に僕宛に送られてきたサーベイランス手続きのはがきです。

「YOU、あれからちゃんと溶接やってる?」

という確認ですね。有効期限の3ヶ月前ぐらいに届くので、この裏面のサーベイランス申請書/業務従事証明の欄を勤務先の上司、もしくは取引先のどなたかに書いてもらって、必ず有効期限までに所轄の溶接協会へ提出しましょう。提出する書類&料金は下記の通りです。

  • サーベイランス申請書/業務従事証明のハガキ(捺印も忘れずに!)
  • 溶接適格性証明書(溶接免許)
  • サーベイランス料金(必ず現金で!)※一枚1,320円
    JPI(石油学会の証明書)は※一枚2,200円
    ※一枚とは溶接免許一枚に対してという意味。溶接免許を二枚持っている場合は単純に料金2倍というわけです。
  • 返信料金(簡易書留)一便 404円(切手可)
    ※溶接免許の枚数にかかわらず、一便につきの料金

以上の4点を現金書留で指定された宛先へ送付します。同封する各料金については必ずお釣りの無いように!

資格を取得してから2年目まではこの書類を提出するだけで溶接免許を維持することができます。しかし3年目には再び技能試験を受けて溶接技術が衰えていないかを審査されます。合格すればまた2年間はサーベイランス手続きのみでOK、その繰り返しというわけです。

以上、サーベイランス手続きについて簡単にお話しさせていただきました。全然難しい手続きとかでは無いので、案内が来たら忘れないうちに早めに済ませておきましょう。もし手続きを忘れてしまうと資格失効になってしまうらしいのでお気を付けください!

ズバリ何事も早め早めにやっておくべきでしょう

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