溶接を褒められたので設定値を晒します

この間ね、1日に2回もお客さんに溶接を褒められたんですよね。

「え⁉コレどうやってるんすかぁ⁉めちゃめちゃ綺麗っすねぇ~!」ってね。

うふふふふふ……。

ええ、褒められて喜んでいるんですよ気持ち悪いでしょ。

TIGでステンレスの薄板t0.8を裏波溶接したんですね。薄板だから裏波出すのは簡単なんですけど溶接のビードがね、こう、何というか……

綺麗だったんでしょうね♪( *´艸`)ムフフ

でもそんなに褒められたのにその写真撮って無いというね。U・KA・TU♡

伝わらねーwww

だからね、この幸せな気分を誰かにもお裾分けしたくて設定値だけでも書いておきます。全然聞かれてもいないのに書いときます。

ちょうどSUSのt0.8を裏波溶接しようと思ってたんだよ〜!という方はチラッと参考にしてみたりしてみなかったりしてください。そして綺麗な溶接をしてお客さんに褒められて有頂天になったりならなかったりしてください。

溶接機の設定値

SUS304のt0.8を下記の設定値で溶接しました。形状はシュートのようなものですが我ながら綺麗に溶接出来てました。証明できる写真無いですけど。

ちなみに溶接機はダイヘンのDA-300Pです。

  • 溶接電流:4A
  • パルス電流:70A
  • パルス周波数:60Hz
  • ファンクション機能F7(パルス幅):20
  • ファンクション機能F16(ソフトパルス):ON

裏波溶接をする時のコツとしては若干ウィービング気味で溶接すると裏波を綺麗に出すことが出来ます。溶融したプールをウィービングでゆらゆらするんです。裏波が綺麗に出ないという方は試してみてください。

設定値を同じように合わせたからといっていきなり綺麗な溶接はできません。溶接スピード、母材とタングステンの距離、溶接する姿勢、さまざまな条件が整って綺麗な溶接は出来るのです。結局ものを言うのは経験です。

……ええ、調子に乗って偉そうに言ってしまって誠に申し訳ありませんでしたホントに。あくまでも参考程度にしてください。

今日も何処かで頑張っている誰かの溶接LIFEがハッピーでありますように。

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