時計の電池が切れたのでついでにやり方書いときます

特にブランドに拘ったりするわけでも無いですが時計は常に身に付けるタイプ。時間を確認するのはスマホより腕時計が良い。何となくですけど。

本音はApple Watchが喉から手が出るほど欲しいけれど、そこはお財布事情と家庭内における僕のポジション的なアレで声を大にして欲しいと言えないのが父親の辛い所です。

NIXON MONOPOLY

というわけで今のところ昔から愛用しているこの“NIXON MONOPOLY“が僕のマイベストウォッチです。値段もお手頃でどんなコーデにもマッチするところが気に入っています。今電池切れてますけど。

そこで今回は電池を交換するついでにその手順についても簡単に書いておきたいと思いますので、自分もやってみよう!と思ったりしている方は参考にしたりしてみなかったりしてください。

ちなみに腕時計は精巧に作られているものです。いちおうやり方を書いてますけど何かあった時は責任を負う事が出来ませんので自力でやる場合は完全自己責任でお願いします。

しかしあれですね、時間を止める事が出来たらどんなに楽しいだろうとか思ったりしますよね。ある日目が覚めると突然時間を操る能力に覚醒して、それから……はいっ、とりあえず電池切れなんで電池交換しまーす。

電池交換の手順

時計の電池交換をお店で頼むと大体1000円〜2000円ぐらいが相場でしょうか。僕はケチりたいので自分で交換しちゃいますが、それほど高額では無いので安心を求めるならお店でお願いしましょう。

必要なもの

まず電池交換に必要なものを下記にリストアップしました。腕時計のタイプによって若干必要なものは違いますが大体こんな感じです。

  1. ピンセット
  2. 裏蓋を外す工具(回転式)
  3. 裏蓋を外す工具(はめ込み式)
  4. ルーペ
  5. 精密ドライバー

①〜⑤の道具はすべて100均で揃える事が出来ます。すばらしいですね、何でも売ってますね100均は。僕が購入したのはかなり前になるので今も販売されているのかは分かりませんが、確かダイソーで買ったような気がします。

ルーペは電池の型番のような小さい文字を見たりするのに使いますが、時計の公式サイトや説明書などで事前に型番が確認できればOKなので基本的には使いません。もし型番が分からない場合は一度裏蓋を開けて確認する必要があります。

ちなみに腕時計の電池は100均で取り扱っていない事が多いので、ホームセンターや電気屋さん、あるいはネット通販で購入する必要があります。

僕の時計にはこの型番の電池が使われています

この電池はAmazonで5個入り400円ぐらいで購入したものです。驚きの安さです。工具セットもネット通販で色々なものが販売されていて、中にはバンドの調整が出来る工具が付いてるものもあるのでネットで検索して購入するのも良いと思います。

裏蓋を外す(回転式)

まず裏蓋を外します。僕の時計は裏蓋を回して外すタイプなので写真真ん中の工具が必要です。

回転式の裏蓋は回せるように工具を引っ掛ける窪みが外周にあると思うので、工具のピン先がちょうどその窪みに合うように調整します。

反時計回りにまわします

裏蓋の窪みにあわせてピンの幅を調整したら裏蓋を反時計回りに回転させて外します。

このNIXONの時計のようにバンドが輪になったままで開くことができないタイプの時計は裏蓋を回転させる時に工具がバンドに当たってイライラするかも知れません。その時は怒りのあまりバンドを引きちぎらないように気をつけて下さい。

どうしても無理っ!という方は、バンドを外す工具が売ってますのでそちらを購入されてからこの作業に臨んでください。

はい、開きましたね。精密機械なのでここからの取り扱いには十分に気をつけながら作業を進めていきます。くれぐれも片目にルーペをつけて時計技師さながらのそれっぽい雰囲気を出したりする様なおふざけはおやめください。

そして今さらですが、僕はお構い無しにテーブルやらフローリングの上で作業始めちゃってますが本当は何かトレイの様なものの上で作業する事をお勧めします。

腕時計の部品はどれもかなり小さいです。ネジとか鼻息で飛んでいきそうなほど小さいので、万が一落としたりすると見つけるのは至難の業です。事件は迷宮入りです。トレイの色は部品が見つけやすいように白っぽいものが良いでしょう。僕のテーブルもフローリングも茶色率かなり高めですけど。

裏蓋を外す(はめ込み式)

裏蓋がはめ込まれているタイプの場合は裏蓋を外す為の溝がどこかにあると思うので、そこに写真左のペーパーナイフの様な形をした工具の先端を入れてこじ開けます。

ただ、はめ込み式の裏蓋を外す際はコツを掴んでいないと手を滑らせて時計を傷付けてしまう可能性があります。最悪自分の手を傷付けることにもなりかねません。

自信がない場合はお店で頼みましょう

コツは写真のようにしっかりと溝に工具の先端を押し当てて、滑らないように気をつけながら工具をねじるようにしてテコの原理で開きます。自信がない場合はお店で頼む方が良いかも知れません。

僕はあんまり気にしないタイプなのでエイヤーでやったら電池交換自体は出来ましたがやっぱり時計本体をちょっと傷付けてしまいました笑 そんなもん気にしねぇっという方はチャレンジしてみてください。

電池を固定してる金具を外す

電池は金具で固定されているので電池を取り出すにはまずその固定金具を外す必要があります。

金具を外すと言いましたが、金具をとめているネジをどれか緩めるだけで電池が取り外せそうならわざわざ全てのネジを外してしまう必要はありません。とにかく外すネジは一本でも少ない方が安全です。無くなったら大変ですから本当に。

この時計の金具は3本のネジで固定されていますが、矢印のネジを外すだけで電池が取り出せるので楽ちんです。

電池を取り出しました。ご覧の通りネジがとても小さいです。無くしたら発狂するレベルですので気をつけて作業してください。ガムテープなどにくっつけておいたら安心です。

電池を新しいものに取り換えられたら今までの手順の逆を行く感じです。ネジで金具を固定して裏蓋を閉めたら完了です。

慣れてしまえば簡単です。腕時計を身に付ける習慣があるならば電池交換ぐらいは自分でやれたら良いですよね。まぁ、本当に時計を愛する人はお金を惜しまずプロに頼むんでしょうけど笑

時計の電池が切れたのでついでにやり方書いときます” に対して2件のコメントがあります。

  1. けい より:

    HERMESの腕時計の電池交換をしたのですが電池を固定している金具に付いている小さなピンを無くしてしまい金具をしっかりと止める事が出来なくなりました。
    秒針が付いていない時計でしたが無事に時計は動きました。
    今後何か不都合な事とかはおきるのでしょうか?
    お答えお待ちしております。

    1. papypapio より:

      コメントありがとうございます!
      そしてやっちまいましたね(^_^;)

      HERMESのような高級時計の電池交換を自らやってしまうとは親近感を覚えずにはいられません笑

      電池を固定しておく金具のピンが無いということですが、時計自体は動いているということは内部がとても狭いので蓋を閉めてしまえば自然と電池が収まってくれているのではないでしょうか。

      もちろん意味あって付いている部品だとは思うので、それが無い事によって何らかの不具合が起きる可能性も捨て切れません。

      そこで考えたのですが、とにかくその失われたピンが見つかりさえすれば事件はすべて解決です。ハッピーエンドです。なので僕からとっておきの方法を伝授したいと思います。

      それはズバリ「コロコローラー作戦」です!

      これは以前僕がiPhoneのバッテリー交換を試みた時に小さなネジを落としてしまい、たった一本のネジを探すのに途方に暮れ発狂しそうになった時に思いついた作戦です。

      そう、あの掃除をする時に大活躍する「コロコロ」です。これを使って部品を落としたあたりを徹底的にコロコロするのです。小さな部品は落ちた瞬間にとんでもない方向に飛んでいく場合もありますので広範囲にわたってコロコロしてください。運が良ければ落としたピンがくっついてくれてるかも知れません。

      ……すいません、僕にはこれぐらいしかアドバイス出来ることがありません。あとはどうかピンが見つかりますようにと天に祈りを捧げる事ぐらいしか出来ませんが、奇跡的にひょっこりピンが出てくることを心より願っております。

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